【宮川大輔・花子師匠】~花子さんが語った言葉を受けて自分たちの最期について考える~
宮川大輔・花子師匠が語った言葉
昨日テレビを観ていて、2月23日(日)にフジテレビのザ・ノンフィクションという番組で【花子と大輔~余命宣告から夫婦の700日~前編】という番組が放送されていたことを知りました。
わたしはこの番組を見ることができなかったのですが(後日、後編が放送されます)、昨年の12月に花子師匠が「症候性多発性骨髄腫」で“余命半年”の宣告を受けていたことを発表した記者会見での言葉が心に刺さったことを覚えています。
「結婚するときにどんな人と一緒になるかやなくて、最期を誰と迎えるかと今回、本当に思いました。夫がいつも来てくれて、結婚してくれて、いつまでも変わらない愛情をくれたことで、私はいつお迎えが来ても幸せやなとすごい思いました。 今回の病気も治療した人の半分は8年間寿命があると聞いた。8年かと言ってたら、大輔が「そんなこと言わんといてくれ。オレは見送るのはイヤや。見送ってほしい」と。私は大輔を見送るまで絶対に生きておこうと思いました。彼に対しての嫁の最後にささげられる愛情かな。」
2019年12月、記者会見での言葉
44年間夫婦として連れ添い、お互いに命の危険と闘いながら、それを何度も乗り越えてきたからこその言葉だと思いました。
今日の記事は夫婦のことについて書いています。もしかするとシニア向けかもしれませんが、お若い方々も是非読んでみていつか思い出していただけたらと思います。
目次
自分たちはどう考えるのか?
自分たちはどう考えるのか…。
時々、年をとったらどうなるかな?とか、最期はどちらが看取る?とか話したりしますが、実際はどちらが先に逝くかなんてわからない。
だから、結論は出ていません。
でも、最後に大輔・花子師匠のような言葉を交わせるような間柄でいたいな…と思います。
あなたは結婚する時、なぜその人と結婚したいと思ったのでしょうか。
この、結婚を決めた瞬間ってとても重要だと思うんですよね。
結婚生活でここにズレが出てくると、関係が崩れてしまう…。
花子師匠のように「最期を誰と迎えるか」というのを考えた時に、この人だったら一緒に最期を迎えたいと思えれば、きっと最期まで一緒にいられる可能性は十分にあると思うのです。
様々な欲望を削ぎ落として一番最後に残った欲望が、この人と最期を迎えてみたいということだとしたら、手に入れるまでどんな日常も過ごしていけるかもしれない…。
肉体の”死”と向き合った人が語った「誰と最期を迎えるか」という言葉は、あらゆる欲望が去ってゆき、残った真実を伝えていると私は感じました。
嫁の愛情
記者会見での言葉の中に「私は大輔を見送るまで絶対に生きておこうと思いました。彼に対しての嫁の最後にささげられる愛情かな。」というのがあります。
大輔・花子師匠と同じように、おしどり夫婦で有名だった津川雅彦さんと朝丘雪路さん。妻の朝丘雪路さんが亡くなった時、夫の津川さんは「彼女を残すよりはいい結果になった。」と語っていました。
最期の夫婦の状況にもよると思いますが、どちらが嫁としての愛情なのかは人によってわかれるところだと思います。
私自身は、自分の方が先に逝くだろうと予測していたのですが、花子師匠の言葉を聞いてよく考えてみると「最後の最期まで看取ってもらう…」というのは甘えてるような気がしてしまいました。
ここは弱気にならずに、「夫を見送る」という覚悟をもっていきたいと思います!
そして夫のデコさんは、私のオモシロいところがいいと言っているので、これからももっと楽しく過ごしていけるように磨きをかけて?愛情を注ぎたいと思います(笑)
花子師匠は会見の時、涙声を抑えつつ覚悟をもって「夫を見送る」とおっしゃっていました。きっとその”欲望=気”が生きる力となるはずと思います。
そしてまた、ご夫婦での笑顔の夫婦漫才が見たいです!
いかがでしたか?
今日はちょっと”しんみり”な感じになってしまったところもありましたが、こんなことを考えられるのも生きているからこそですね。
それぞれの人生の希望が叶うところへ導かれますように☆
お知らせ
フジテレビ ザ・ノンフィクション
3月1日(日) 14:00~14:55放送
最期までお読みいただきありがとうございました。
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