でこぼこよみもの

人生、山ばかりでも谷ばかりでもなく…という、とある夫婦の話

お知らせです。

 

お久しぶりの更新です。 

色々と試行錯誤を繰り返し、楽しみながら続けてきた『でこぼこよみもの』ですが、この度、夫婦ふたりで同時に行える楽しさと目に優しいという利点から活動の拠点を音声メディアに移すことといたしました。

 

このブログに興味を持って訪問してくださった皆様、どうもありがとうございました。

今後はメインブログとしての更新はないと思いますが、はてなブログさんには別な形でお世話になりたいと考えています。

 

最後に、個々に感謝の気持ちを伝えたいブロガーさんもいらっしゃいますが、この記事の挨拶で失礼いたします。

 

『でこぼこよみもの』をお読みいただきありがとうございました。

 

 

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介護業界で働く夫に学んだ「生産性」について

 

よく「生産性」という言葉を聞きます。

あなたは、自分の仕事に対してどのようなところに生産性を感じていますか?

 

今日は、私ボコさんの思うことと、夫のデコさんが働いている介護業界についてもちょっと考えてみました。 

 

「生産性」というのは、本来利益をあげることですが、今日は違った観点から見てみます。 

 

 

家事をする

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そもそも働くことって、お金をもらうだけのことだとは思わなくなりました。

 

世の中は、多様性を認めようという動きの見えるこの令和の時代であっても、お金を稼がない人は無能であり、怠け者的だという考えの人たちはまだまだいるかもしれません。

 

私が実際にはじめて失業した時、確かに周囲の目が気になりました。友人・知人・親戚のよかれと思って発しているであろう言葉でさえも、当時は心に突き刺さったことを覚えています。

 

幾度かの失業の原因の中で、体が満足に動けなくて失業していた時には「自分の役割がない」、「自分は何もできないお荷物だ」と思ってしまい、自分を責めてしまいました。寝たきりの人って結構大変なのではないか…。と実感しました。

これは、職を失ったからこそ知ることができた。はじめて気づいた思いです。

  

そして、体が少し動けるようになって「何か自分にできることを…」と思い、週5で勤めていた時には行えていなかった掃除を毎日頑張ってみたら、結構大変でした!

 

そして、「専業主婦の人だって十分働いてる!しかも結構大変だし、見えない家事は思いのほかたくさんあるし、誰にも気づいてもらえないことも多すぎる!それでも感謝されることなんて滅多にないよね!?」と、主婦さん・主夫さんを応援したい気持ちにもなりました。(世の中には、専業主婦ではなく仕事をしながら家事、育児を両立させているスーパーママやパパもいると思います。そしてその反対で専業主婦でも何もしない方もいらっしゃるかもしれませんが…(;^_^A)

 

よく、人知れずトイレットペーパーの芯を捨てて交換してくれる人がいますよね?

陰ながら仕事してくれてるんですよ!?素敵ですよね!←God bless you!

 

だから、専業主婦の人も、お母さんももちろんお父さんもすごい!

家事、育児は現代では重要な『スキル』だと私は思います。 

 

有形、無形の職業があって、家事を行う人々は家族の生活のサポートを十分行っていて、目に見えづらいかもしれませんがとても大切なお仕事です。

そして、生産性という言葉を使うのは本意ではありませんが、育児は子どもを育てるというとても生産性のある仕事のひとつだと思います。

 

 

介護の仕事

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そして、介護業界もよく生産性がないと言われます。

 

サービス業は生産性が目に見えにくいのかもしれませんが、私は約10年介護業界で働く夫のデコさんを見てきて、介護の仕事は大変な仕事だとも思いますが「働く人の生産性をあげる」「人間性としてスキルをあげる」ことができる職業だと思うようになりました。

 

  • 多様な人生に触れることで自分自身の人生に向き合う
  • 言語化が苦手な人と関わることで非言語コミュニケーションスキルが磨かれる
  • 生老病死に直面することで物事が冷静に見られるようになった

 

社長さんやホームレスの方など…。どのような立場の人でも悩みはつきることがない…。

多様な人生に触れることにより「普通の人生というものは無いんだ」ということを知ることができて、生き方ということに関して向き合い、「自分はこれでいいんだ」という確信をもてたそうです。

私も夫を見ていて、以前にも増して動じなくなったなと感じています。

 

 

人として生きることに関して豊かになるということは、決してお金だけで済まされない、代えがたいことがあります。 

介護職も、利益のみを考えれば、「従業員ひとりに対して多くの利用者のケアをする」ということになるかと思いますが、皆さんだったら例えば食事やおむつの介助が必要な時に、作業として無言でサッサと片づけていくようにされたらどんな気持ちになるでしょうか。

介護職は、作業として考えてしまうと、ケアという仕事がとてもつまらないものになってしまいます。そして、同様にケアを受ける側も不快な思いをされると思うのです。

 

認知症の方の物忘れに対しても、利益だけを重視する”作業”としてだけ考えると「バカみたい」「頭がおかしくなる」「バカを相手にしたくない」という発想しか出てこなくなる可能性も否定できません。

 

 

介護は、介護保険制度の中での報酬なので、利益を多く望めない仕事です。

本当なら、昔はその家族が行っていたことを、介護サービスを利用することで家族が働きに出て報酬を得ている…と考えると、もう少し介護業界で働く人たちの報酬も改善してほしいと贔屓目かもしれませんが個人的には思ってしまいます。

 

 

そして、介護保険制度には介護予防というサービスが存在するのだから、医療予防というサービスも作ってもらいたいと私は思っています。

 

医療予防に力を入れたら、医療サービスを受ける人が減り、結局は介護サービスを受ける人々も減るのではないかと思うからです。ですが、これが実現すると介護業界で働く夫がいる我が家の生活の保障は危うくなってしまう…。結局、こういうことですよね。

どこから手をつけたらよいのか、複雑すぎる問題です…。

 

健康診断も、健康を保つために重要な役割を担っていると思いますが、自分の健康管理をどうしてよいかわからない人も多くいるからこそ、今の日本では生活習慣病などが増えているのでしょう。

 

コロナ禍で外来患者が激減したことによる医療現場の破綻や、報酬減で看護師の方が大量退職を希望する話題もありましたが、病院に行かなくても生活できているということは、一概には言えませんが、本当に必要な受診であり本当に必要とする受けるべき医療サービスだったのかと少々疑問でもあります。

 

そして、本来健康で患者数が減ることは喜ばしいことだと思うのですが、健康になり病院に行かなくることで病院が破綻するなんて、なんとなく本末転倒のような気もしてしまいます。 

わたし自身も、潤沢な余裕のある生活であるわけでもないので真剣に健康について常に意識していかなければなりません。 

 

 

なにか、大切なことを忘れていないか。

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あたりまえのことを置き去りにして私欲の富ばかりを追うことが怖いと感じないのかな…と感じることがあります。

 

生産性・効率も大切だとは思いますが、お金も一部であり、主眼ではない。

 

私は政治家にもパートのような制度があってもよいのではないかと思います。

もっと、実際の庶民の生活状況を知ってもらいたい!

 

実態を把握している人の生の声を吸い上げるための、副業という形でもいいと思います。

もしくは、本当に偉い方たちに、視察ではなく現場で1日でもいいから働いてみてほしいと思ってしまいます。

 

私のような底辺の国民が考えることなのできっとどこか不完全でしょうが、コロナ禍を受けて一人一人の生活を守る手立てが得られることを祈るしかありません。

 

 

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私の考える「#こんな学校あったらいいな」~ポプラ社✖noteで募集しています!~

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 「#こんな学校あったらいいな」

 

現在、ポプラ社が「#こんな学校あったらいいな」小学生が楽しく読めるお話を『note』で募集しているそうです。

 

コンテストの概要は以下の通り、引用します。

コンテスト概要

■募集期間
2020年7月16日(木)〜8月31日(月)23:00まで応募締切

■結果発表

10月上旬予定

■募集内容

「#こんな学校あったらいいな」というテーマで、noteの投稿をお待ちしています。物語、マンガや、イラストなど、自由にお書きください。形式は問いません。
・学校にまつわるフィクションでしたら、どんな設定、内容、展開でもかまいません。
・読者は小学生を想定しています。
・4000文字以内を目安にご投稿ください。

■応募方法

①noteアカウントで会員登録(ログイン)
ポプラ社 こどもの本編集部のnoteアカウントをフォローする
③ハッシュタグに「#こんな学校あったらいいな」を設定して記事を投稿
※応募の際は「無料公開」で公開してください。
※すでに同じようなテーマで投稿した記事でも、このハッシュタグをつけて編集・公開すれば応募可能です。
※終了時にハッシュタグがついている記事が対象となります。期間中の応募作品の変更は自由です。

■投稿内容の利用に関して

投稿内容は、ポプラ社 こどもの本編集部のnoteアカウントや、公式SNSなどで紹介させていただくことがあります。

■ 賞

・大賞:久住昌之さんが選定、1作品
・編集部賞:ポプラ社編集部・noteが選定、3~5作品
・佳作:ポプラ社編集部・noteが選定、作品数未定

大賞・編集部賞の投稿は、ポプラ社の編集者の手によって一冊の「卒業文集」に! 久住卓也さんの挿絵入りの楽しい文集を、記念品として贈呈いたします。
また、ポプラ社 こどもの本編集部のnoteアカウントでも紹介させていただきます。

■投稿規約
・プロ、アマは問いません。
・作者が著作権を保持している作品であれば、なんでもOKです。
・終了時にハッシュタグがついている記事が対象となります。

ポプラ社が「#こんな学校あったらいいな」小学生が楽しく読めるおはなしをnoteで募集します!|note公式|note

 

私には子どもはおりませんが、今の子供たちに対して、教育に対してとても興味があります。

 

今日は、子どものいない私が感じる「こんな学校あったらいいな」について考えてみたいと思います。現実を把握しきれておらず、陳腐だと感じる方もいるかもしれませんがひとつの意見として受け止めていただけたらと思います。

 

現在のところ私自身はnoteに応募する予定はないのですが、様々な方の考える学校についても聞いてみたいと思います。是非みなさんのブログ、またはnoteで投稿してあなたの考えを教えていただきたいなと思っています。

 

 

学校の思い出 

私はあまり「学校が楽しかった」という記憶がないのですが、強いて言うなら小学校3、4年生の時の国語の授業と5、6年生の時に入った音楽の部活動だけは今もよい思い出として残っています。

 

国語は、大好きな先生だったというのも大きいと思いますが、とりわけ私は「主人公の気持ちを考えてみる」という内容の授業の時間が大好きでした。

 

私のクラスでは手をあげて発言する生徒が半数以上いて、各々の意見を自由に述べていたのが思い出されます。今思うと、小学生ながらとても建設的な議論の場だったように思うのです。

 

自分と違う意見をいう生徒がいても、決して馬鹿にしたり文句を言う人がいなかったように思います。これは、先生の導き方がよかったのでしょうか・・・。

 

確かにその先生にはクラス全体でよく叱られましたね(笑)

事あるごとに「泥縄式の〇年〇組ー!」とか言って先生は教室から出て行ってしまい、あとは自分たちでよく考えなさい!というのが暗黙の了解です(笑)

 

今考えると、この「自分たちで考える」というのがよかったのだなーとつくづく思います。

 

そして音楽。

音楽は本当に幼い頃から大好きだったのだと思います。テレビで流れてくる歌をモノマネしてみたり、おもちゃの楽器でよく遊んでいたそうですし、小さい頃からピアノを習っていたというくらいなのであたりまえのように部活動に参加していました。(腕前は聞かないでください。即興演奏は猫ふんじゃったのみ 笑)

 

この音楽の先生もまたスパルタでしたが、大好きな先生でした。

そしてその当時の音楽の一番の魅力は、「ハーモニー」です。

私は主にバスパート(最も低い音域)を演奏することが多く、正直自主練習の時は地味でつまらないです。

でも、それが合わさった時、いい味がでます!!

しかも結構重要!←だと思ってる(笑)

 このハーモニーの織り成す一体感は忘れられない思い出となっています。

 

 

私の考える『テーマ』

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このような思い出を踏まえて私が考えた『テーマ』は(ちょっとテーマというのには大げさですが)、

 

「”わからない”子に、”わかってもらえる”にはどう伝えたらよいか」

「”できない”子が、”できる”ようになるにはどう教えてあげたらよいか」 

 

ということと、

 

 「自分の好きなことの楽しさを交換し合う」

 

という2点です。

 

これは、理解できた喜びと、理解してもらえた喜びを味わうというのが目的です。

私は、「できずにいる人が、できるようになる」にはどのように伝えたら理解するキッカケを分けてあげられるかということを考えるのがとても好きです。

できないからといってバカにしたり、置いてけぼりにするのではなく、できれば一緒に考えたいなと思います。

もちろん無理にとは言いませんが、これって無駄なことなのかな・・・。

 

私事で恐縮ですが、私は転校した経験があります。

都会の学校から田舎の学校に転校したのですが、まず違いを感じたのは授業中に手をあげて発言する人が圧倒的に少なかったこと。そして、音楽の部活がなかったことの2点でした。

 

なぜ都会と田舎でこんな違いが出てしまうのだろう…。と今になってぼんやり考えることがあります。

 

もしあの当時の自分に意見を発言しあうことの楽しさを伝える勇気があれば…。

もしあの当時の自分に音楽の楽しさを伝えて新たに部活を立ち上げる勇気と実行力があれば…。

 

と、大人になった今考えたりします。

 

時代はすでに個人がメディアとなって様々な活動を生み出したり、楽しさを表現したりすることが可能となっています。

考えることが楽しくなる仕組みが世の中にすでにできています。

だからこそ、自分が夢中になるオススメについて自分の言葉・表現方法で伝える力と他者のオススメに対する好奇心・寛容な心を身につけたいと願います。

 

抽象的な表現になってしまったかもしれませんが、この機会にぜひ皆さんの「こんな学校あったらいいな」を考えてみてください。そして聞かせてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

note.com

 

 

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【私の音楽の楽しみ方】想像することを許してくれるのが心地よいと感じる

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最近、また古い音楽を聴いています。

たま~に突然古い音楽を聴くブームが訪れる夫婦なのですが、こういうのってきっと波があるのでしょうかね。

私の場合、おそらくブログとかTwitterとかを始めて、文字+映像+音の『密』な情報を一気に取り入れはじめたせいか少々お腹いっぱいになってしまった状態なのかもしれません(笑)

 

でも、むかしの音楽って『密』じゃないんです。

「想像することを許してくれる」っていう感じがして、その音の世界に自分もすんなりと入っていくことができる。

 

曲「どうぞ、楽しんでって~」

私「おじゃましま~す」

 

みたいな感じで受け入れてもらえる”隙”がありありなんです。 

この感じをちょっと味わってもらえたら…と、今日は2曲ご紹介したいと思います。

 

 

 【ザ・タイムス/So Much In Love】

「So Much In Love」は、山下達郎さんのアサヒスーパーモルトのCMでのカバーでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、1963年にアメリカでシングルチャート1位になったザ・タイムスが歌ったポピュラー楽曲です。

 

So Much In Love

So Much In Love

  • The Tymes
  • R&B/ソウル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

ぜひ、この曲を目を閉じて聴いてみてほしいのです。

私は最初、歌詞を読まずに音だけを聴いていました。

すると、すぐに夏の砂浜が見えてきて(怪しくないよ(^^;;…)、お散歩しているイメージが浮かんだんですよね。

 

その後、夫のデコさんに歌の内容を教えてもらったらあまりにもイメージと一致していて自分でもビックリしました!

 

英語が聞き取れてしまう人はちょっと感動が薄くなってしまうかもしれませんが、私みたいに英語のリスニング能力が乏しい人には試してみるととてもおもしろい体験ができると思います。

 

最近の邦楽の特徴として、どうしてもボーカルに対してオケが分厚い、いわゆる『密』で、ある意味聴く側が曲の世界に入っていけないことがあります。(私だけかも(^^;)

もちろん、きちんと日本語の歌詞でストレートに表現することもよいです。

でも、日本人だからほとんど言葉をそのまま受け取ってしまうので、イメージを膨らますことができない。膨らます余地がなくて入っていけない。イメージを膨らます必要がなくなるってことなんですよね。

 

そうか!だから余韻にひたれなくなっちゃったのかも・・・(´;ω;`)

 

ー音楽を楽しむー。音楽って『音を楽しむ』って書きますね!

楽しむこと、それはひとりひとり自由で正解はないから、瞳を閉じて何が見えるか是非聴いてみてほしいなぁ~。

 

こちらの動画で【The Tymes/So Much In Love】を最後まで楽しむことができます。

www.youtube.com

動画:ザ・タイムスートピック様より

 

 

 

【キャロル・キング/アップ・オン・ザ・ルーフ】

「アップ・オン・ザ・ルーフ」は、キャロル・キングとジェリー・ゴフィンが作詞作曲した1962年にドリフターズが発表した楽曲です。

 

この曲も多くのアーティストによってカバーされていますが、今日はキャロル・キングとドリフターズのバージョンを聴いてみたいと思います。

はてなブログのiTunes商品紹介にアイテムが無かったので、Spotifyで30秒間の視聴をお試しください。▶で再生、もう一度押すと停止します。 

 

 

いかがでしたか?

この曲は、

「気が滅入っている時、疲れた時、辛いと感じる時、屋根にのぼろうよ。

空気はきれいだし、星は無料のショーを見せてくれて私を開放してくれる…。」

というような内容の歌詞なのですが、やっぱり内容を知らずに聴いてみると同じ屋根にのぼるというテーマでも雰囲気がだいぶ変わりますよね。昔なつかしい「時間ですよ」の屋根を思い出してしまう人もいるかもしれません(笑)

 

 

こんな感じで、また古い洋楽を楽しんでいます。

英語圏の方たちは感じないであろう感覚かもしれませんが、言葉がわからないと想像が膨らむ利点があるな~と感じます。会話は困りますけどね(笑)

なので、きっと、外国人の方々には日本の曲もイメージを膨らませながら楽しんでいただけるのだと思います。

 


ベリー・ベスト・オブ・キャロル・キング

 


Under The Boardwalk

 

 

 

最後に、私の好きな「アップ・オン・ザ・ルーフ」のバージョンはキャロル・キングとジェイムス・テイラーのデュエットバージョンです。

よろしければ聴いてみてイメージを膨らませてみてください。

 

www.youtube.com

動画:tryton111様より

 

 

 今日ご紹介した曲は、Spotify(無料版)でも聴くことができます。

www.spotify.com

 

 

たまには古いものも新鮮に感じることってありますね♪ 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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介護業界で働く夫に贈った対人援助職のバイブル【セルフマネジメント】

 

こんにちは、ボコです。 

今日は、夫のデコさんとの会話のひとコマから私自身が感じたことについて記しておこうと思います。

介護の仕事、または対人援助職などのお仕事をされたばかりの方や介護の仕事に興味がある方などに読んでいただいて少しでも参考にしてもらえたらうれしく思います。  

 

 

仕事に対する向き合い方

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私の夫は、現在高齢者福祉のケアマネージャーをしています。

介護サービスを利用されている方々から電話連絡がくることがよくあるのですが、その日もいつものように1本の電話連絡が入ったようでした。

内容はもちろんわかりませんが、なにやら深刻そうでちょっと悩ましい要件のように感じました。

 

そしてある日、夫にこんなことを質問してみたんです。

「利用者の方やそのご家族の相談にのってあげてるうちに、入り込み過ぎてしまうことってないの?」…と。

 

すると、しっかりした考えを私に伝えてくれました。

 

「やる時はやるだけ!今、自分にしかできないのであれば昼休みであっても即行動する」

 

「ケアマネージャーとして、仕事として利用者様とそのご家族に関わってるだけだよ。ケアマネージャーっていうひとつの道具として利用者様に思ってもらえれば感謝されなくてもいいんだよ」

  

「〇〇さんじゃなきゃダメだと言わせないように動いてるつもり。お前褒められたいのか!?っていつも自分に問うてるんだ」

 

と、会話の中で話してくれました。

 

ちょっと手前味噌で恐縮ですが、夫がどのように仕事に向き合っているのかを始めて詳しく知ることができて私自身とても安心したのと同時に勉強になりました。

すごくプライベートな部分、デリケートな問題に携わる仕事だからこそ、自分の取り組み方を明確にしておくことで利用者様やご家族に対してもスムーズな対応をすることができるし、自分自身悩むことも最小限に減らして迅速に対処することができるのだとあらためて思いました。

 

  

感情労働

 

夫がケアマネージャーの資格試験に合格した時に、『最強の介護支援専門員になる!ケアマネージャーバイブル』という本を贈りました。 

 


最強の介護支援専門員になる!ケアマネジャー・バイブル

著書:厚生福祉総合研究所

初版発行:2010年11月

 

現場の介護職からサービス提供責任者を経てケアマネージャーになった夫は、介護関連の書籍をすでにたくさん読み終えていたようでした。そのため、数ある本の中から贈るこの本を選ぶまでに何度も何度も情報を確認しました。

 

最終的にこの本を選んだのは、Amazonのレビューを読んでみて「私の夫にはこの本が一番必要なのではないか…」と思ったからです。

 

ケアマネは人の感情の矢面に立って働かなければならない
感情労働をスタートに、ケアマネが直面するストレスやトラブルの
具体的な解決法を示す本書。
エゴグラム、アサーション、質問力、コーピング…。
聞いたことがない言葉ですが、根性論じゃない、
こんな論理的な解決方法があったとは! 目からウロコでした。

キーメッセージもいいです。
「あなたは、周囲からの「感謝・賞賛」で自己肯定感を得、
満足感・達成感を抱く傾向にないか?」にドキリとしませんか?
「他人は変えられない。変わることができるのは自分」に
前向きな気分になりませんか? 

 引用:Amazonレビュー アマゾンのお客様「ケアマネジャーは身も心も疲れ果てている」より抜粋

 

夫は40歳で介護業界にはじめて飛び込みました。

未経験ながら挑戦してみよう!と決めたのには数々の理由があったことと思います。

 

妻の私が言うのもちょっとアレですが、お年寄りの方と関わるのは嫌いではないようだし、もともと人あたりがよくて優しいので夫にはとても向いているのではないかと思いました。

 

でも、ことは遊びではなく仕事です。ケアマネージャーという職業は、実は対人援助職であり『感情労働』であるところにちょっと不安がありました。

 

少しだけ感情労働について説明させてください。

従来、肉体労働頭脳労働という単純な二項分類において、感情労働は頭脳労働の一種としてカテゴライズされてきた。しかし一般的な頭脳労働に比べ、人間の感情に労働の負荷が大きく作用し、労働が終了した後も達成感や充足感などが得られず、ほぼ連日、精神的な負担、重圧、ストレスを負わなければならないという点に感情労働の特徴がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』感情労働

 

以前、感情労働についてのシンポジウムに参加したことがあります。

その時にはじめて『感情労働』という言葉を知ったのですが、講演の中でCAの方の感情労働についてのお話を聞いた時、私自身がコールセンターで働いていた時のことを思い出しました。

理不尽な悪質クレーマーへの対応で、疲れ果てた経験。

人格を否定するような言動の攻撃。

自分が原因ではない案件への謝罪の数々などなど。

 

忍耐強いのはとてもよいことですが、ギリギリまで抱え込んでしまうのは良くありません。

 

どうか、デコさんが燃え尽きてしまわないように、疲れてしまった時に少しでも役に立ってもらえればという思いでセルフマネジメントについて多く書かれていると感じたこの本を購入しました。

介護保険制度などの時代の流れで変更が伴う事項については参考とならない部分もありますが、多職種連携や仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがちでストレスフルにな環境に陥るのを防ぐためにセルフマネジメントの部分で多く役に立つのではないかと思います。 

 

 

最後に

 

どのような仕事に就いたとしても、セルフマネジメントは必要だと思います。

数ある仕事の中でも、私自身様々な職種を経験してみて『対人援助職』というのは最もストレスフルに陥りやすい職種であると言えるかもしれません。

自分自身の心や体の変化も気づかずに仕事優先に過ごしてしまいかねない日常です。

どうか自分にあったセルフマネジメントを見つけて自分を大切にしてほしいと思います。

 

ですが、セルフマネジメントが出来ない状態の方もいると思うんですよね。

そんな方は、ひとりでもいいので心の内を打ち明けられる人を見つけてください。

紙に書く、話すなどアウトプットは自分を知る手助けになります。思考を整理することができて頭の中が片付きます。

どんどん自分のモヤモヤに風穴をあけていきましょう!! 

 

 

合わせてこちらもオススメします! 

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イチローさんの名言も参考になるかもしれません。 

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最後までお読みいただきありがとうございました。