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【ながら運転厳罰化】~スマホだけじゃない!「ながら危険度」について考えてみた!車両も歩行者も「KYT」~

みなさんこんにちは。

かねてより社会問題として話題になっていた「ながら運転」が、令和元年12月1日より大幅に厳罰化されることになったことはすでにご承知のことと思います。

今日は、この「ながら運転」について考えてみたいと思います。

 

目次 

 

https://image.shutterstock.com/image-vector/hands-driving-car-on-highway-260nw-1011371923.jpg

 

ながら運転厳罰化の内容 

 今回の厳罰化で新たに改定された違反点数と罰則は以下の通りです。

 

 https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXMZO5282998030112019CZ8001-PN1-4.jpg?auto=format%2Ccompress&ch=Width%2CDPR&fit=max&ixlib=java-1.2.0&s=6290205f694a1b3d60213526f0c89458

 出典:ながら運転、12月1日から厳罰化 違反点数・反則金3倍 :日本経済新聞

 

携帯電話使用等(交通の危険)では、違反点数が6点になり「一発免停」、直ちに刑事手続きの対象となり、罰則が「1年以下の懲役または30万以下の罰金」となります。

 

 

運転中の「ながら危険度」 

わたし自身、仕事中や休日出かける際に車を運転する機会がよくあります。

そこで、自分なりの運転中の「ながら危険度」について考えてみました。

危険度が大きいほど★がたくさん付いています。

  1. ながらスマホ★★★★★
  2. ながらカーナビ・オーディオ操作★★★★
  3. ながら拾い★★★
  4. ながら怒り★★
  5. ながら食べ・飲み★

少し詳しく解説していきたいと思います。

 

ながらスマホ

説明するまでもありません。下を向いたり横を向いたりしてしまい、視線の先がズレてしまいますので論外で危険です。車を停止してから使用しましょう。

通知が来るたびに気になり、危険な場面の頻度も多いです。

 

ながらカーナビ・オーディオ操作

 説明するまでもありません。操作する指先に集中してしまうため視線の先がズレてしまいますので論外で危険です。車を停止してから操作しましょう。

 

ながら拾い

ブレーキをかけた時に転がって、助手席に置いていたものが足元に落ちてしまうという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。気になりますが、落ちたものを拾うのも大変危険です。運転しながら拾う動作は、フロントガラスから一瞬頭が消えてしまうくらい沈み込むことになります。自分もヒヤヒヤしますし、後続車もビックリします!車を停止してから拾いましょう。

 

ながら怒り

怒っていると興奮していて、ついアクセルを踏む足にも力が伝わり急発進・急加速してしまい暴走につながるため危険です。気分を沈めて、冷静になってから運転しましょう。  

 

ながら食べ・飲み

ドライブではおやつやドリンクは必需品ですね。でも、運転しながらお菓子の袋やペットボトルの蓋を開けたりするのはとても危険です。(そもそも視線がおやつやドリンクに集中してしまい、ハンドルから両手が離れてしまう恐れがあります)助手席にどなたかいる時は頼めますが、一人の時はあらかじめ開封し、置き場所なども工夫して、食べる時・飲む時は気をつけましょう。

 

https://cdn.pixabay.com/photo/2014/07/20/10/40/bottle-397697__340.jpg

 

皆さんはいかがですか?ちょっと思いあたることもあるのではないでしょうか。

時速60キロで走行した場合、2秒間で約33メートルほど進むそうです。

33メートル進む間に歩行者が横断してきたり、前の車が渋滞等で停止したりすることを考えると事故を起こしてしまう可能性は十分に考えられますね。

 

独立行政法人 自動車事故対策機構(JNCAP)のサイトに、それぞれの車種の全面衝突試験動画が掲載されていました。

ご自分の運転する車種の衝突する映像を見てみるのも参考になるかもしれません。⇩
www.nasva.go.jp

 

 

自転車・歩行者の「ながらスマホ」 

これまで、自動車での「ながら運転」の危険性について見てきましたが、自動車に限ったことではなく、自転車・歩行者の「ながらスマホ」も同様のことが言えます。

わたしも自動車の運転中に幾度か危険な場面に遭遇しました。

そのほかイヤホンをしながらの自転車運転や、傘をさしている歩行時などの視界の妨げなども、自動車の存在に気づいてもらえず危険だと感じることがあります。

 

近年「ながら運転」をはじめ、高齢ドライバーの操作ミスなどの交通事故に関する問題は増え続けています。 自動車は特に「走る凶器」と言われますが、自転車もかなりのスピードが出る乗り物ですので危険です。双方が「ながら運転」「ながら歩行」をしないよう十分注意することでかなり交通事故を減らせるのではないかと思います。

 

わたしはおかげさまで現在ゴールド免許です。優良免許更新では交通事故の映像を見る機会もなくなります。今回この記事を書くにあたり、警察庁やJAFなどのサイトを閲覧することによっても安全運転への意識を高めるよい機会となりました。

 

ーながら運転にはどんな危険が潜んでいるかー

運転の際は、K(危険)Y(予知)T(トレーニング)を常に頭において互いの命を守りたいと思います。

 

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今日は、「ながら運転厳罰化」について色々と考えてみました。皆さまにとっても、是非ドライバーの立場、自転車走行、歩行者の立場でそれぞれの安全を考えるきっかけとなれれば幸いです。

 

  

今回の記事についての詳細・関連記事はこちらです。⇩

nettv.gov-online.go.jp

 

www.gov-online.go.jp

  jaf.or.jp

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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