続けることで初めてわかる運動の心地よさ
このブログに遊びに来てくださった方、ありがとうございます。
今日は一日中、天皇陛下の即位の礼の話で持ち切りでしたが、ブログの前の方はいかがお過ごしでしょうか。でこぼこ一家は、そういったこととは全く関係なく、今日もこのブログのシステムの整備に大忙しでした。おかげさまで、だいぶ体制が整いつつあります。
さあ、今日のお話は私が雨の日や荒天以外、毎朝行っている習慣についてです。
この習慣が定着するまではホント紆余曲折がありました。「続ける」って大事ですね。
でも、続けることの大切さというより自分にとっては予想外のことがわかりました。では、さっそく、お目目を拝借!
私は毎朝、雨の日と台風などの荒天以外は起きてすぐに自宅の周りをウォーキング(散歩に近いかな?)をしている。
もう2年近くになるがなんとかほぼ毎朝、20~30分くらいかけて軽く歩きながら、深呼吸したり、身体を軽くストレッチしたりしている。
実はこの運動習慣が身に付くまで相当時間を費やしていた。
私は物心がついた時から、大の運動嫌いで、学校の体育の時間が一番嫌いだった。
どのくらいかというと、運動会の徒競走では全速力で5,6人中ビリか良くてブービー。跳び箱は余りにもできなかったので教師に怒られ、球技をやる時はいつも隠れていて、逆上がりは真面目に取り組んでいるにも関わらず、何時間かかっても(教師が1対1で教えても)できなかった。体育は2以外取ったことがない(不思議と1はなかった)。
そんな自分が35,6歳の時に会社の健康診断で「脂質異常症の疑いあり、速やかに医療機関を受診してください」との結果が出た。
それから毎年、健診で同じ結果が10年以上続けて出ていた。
そのたびに判で押したように、
「あなたへのアドバイス⇒食事に気をつけて、毎日30分の運動をしてください」と健診結果の用紙に書かれ続けた。そのたびに「そのうちやるさ」と心の中では思ったが、「そのうち」は一向に来なかった。
45,6歳になった時に総コレステロール値が300近くになり、HDL、LDLの両コレステロール値も基準値から外れるようになると、さすがにちょっと焦ってきた。
「マジでなんとかしなきゃ!」
私はそう思い、同時期にかなり悪化していた腰痛の改善のためにも、なんとか運動嫌いを脱すべく、運動の習慣をつけることを始めた。
まず、ウォーキングとストレッチをやり続けるために、毎日朝、起きた時に3分だけ両足の膝の曲げ伸ばしから始めた。それを何日かかけて5分、10分と時間を少しずつ延長し、回数も朝晩の一日ニ回に増やしていき、約1年半かけてやっと本番に臨めた。
ダメもとで始めた軽い運動が定着していったのは、生まれて初めての経験だったし、我ながらびっくりした。すっかり自信もついて、やっと朝のウォーキング&ストレッチを始められると確信した!
→大げさなようだが、今まで何年間も様々な運動習慣をつけるのに挫折し続けたので、この出来事は自分にとってはまさに「革命」に等しかった。
私はこの朝の運動習慣をこれからも続けられれば、以下のような効果が表れると夢想した。
- 今ある体重から最低5kgは減るだろう。
- 頭痛やめまいが解消されるだろう。
- 自分と同じように早起きをして運動している仲間が現われるだろう。
1、朝起きて、着替えて運動靴を履いて、いつもよりちょっと背を伸ばしたまま、腕を振って、足を適度に上げて足底がしっかり地面に着いているのを感じながら、すこし速足で歩いてみた。
「このまま、運動を続けて痩せていったらどうしよう!」と勝手な妄想を膨らましながら、すこし半笑いになりながら歩いた。その時の私は犬の散歩などをしている人から見れば、おそらくアブナイ人物に見えたに違いない。「このまま、もっと本格的に取り組めば必ず痩せられるだろう」とホントその時の私は幸せだった。
しかし、来る日も来る日も続けたが一向にその日は来ていない。もうかれこれ3度目の秋だが体重は500gも減っていない。おそらく、圧倒的に運動量が足りていないだけだろうと思う。食事の改善も不十分だ。こんなんで痩せるわけはない!でも5kgとは言わないまでも2kgくらい減ってもバチは当たらないのでは…。
2、ちょうど運動習慣が付くか付かないかくらいから、朝起きる時に、謎の頭痛とめまいに襲われていた。最初、ストレスかなとも思ったが、脳ドッグでも異常は見つからず、職場の配置換えがあり、少し仕事がラクになったように思えても、なかなか解消はしなかった。
最盛期の時は朝起きた時天井がグルグル回ったりもしていたが、だんだん頭痛がなくなると共に良くはなっていった。しかし、目の前がフワフワしている感覚は毎日夕食の直前くらいまで続いていた。「ストレスかな?食事かな?それともなんかの病気かな?でもウォーキングとストレッチしたらだいぶ良くなるかも」と思い、続けていたが決定的には良くならなかった。
最近、ブログをやり始め、そういえばめまいが無くなったような気がする。私のめまいの原因は脳への刺激が足りなかったからなのか…今でもよくわからない。
ただ言えるのは、このブログを始めるのに際し、知らないうちに頭も体も心もかなり使っているんだろう。また、こうやってなんとか続けているから頭がシャキッとしているだけかもしれない(まだ10日くらいしか経っていないが…)
3、昔早起きして、朝に道を歩いているとなぜか、「おはようございます」と遥か年上の好男女子にあいさつをされたものだった。
今、わたしが朝ウォーキングをしている時に声をかけられるのはまれだ。最初はこちらから積極的にあいさつをしようと思ったが、目も合わさずにスーツ姿でスタスタと歩いていったり、犬の散歩に集中している人が多いので、こちらから一方的に声をかけるのも少し気が引けるので、いつからかほとんど行わなくなった。
また、毎朝顔を合わせていれば、なんとなく知った感じになり、あいさつをするようになったり、いろいろと世間話でもするようになるのかなと予想していたが、これは完全に裏切られた。まず、毎日同じ時間に私のようにウォーキングをしている人がほとんどいない。結構な住宅地が続いているにもかかわらずに…。
しかも、自分と同じようにウォーキングを始めた人を何人か見かけたが(その中にはあいさつをしたり、軽く話をしたりする人もできたが)、だいたい、3週間ちょっとくらいで姿を見かけなるのでウォーキングの仲間なんて増えようない。
中高年の朝の習慣の代名詞のように思っていた散歩やウォーキングも私のように同じ時間で毎日続ける人は(運動習慣がない人ならなおさら)いないと知って、正直驚いた。
なんだかんだで、今でもよく続けられているなぁと自分でも思う。今の運動習慣が定着しているのは、別に義務感や使命感があるわけでもなく、この年になってやっと体を動かすことが気持ちいいと心から思えるようになったからではないのか。昔よく自分の母親に「あんたはホント好きなことしかしないもんね」とよく呆れられたが、
日々続けることで、体を動かすことが心地いいとやっと自分自身で気づくことができたのだと思う。
それは、根っからの運動嫌いで、しょっちゅう腰痛で会社を休みがちになったり、生活習慣病、一歩手前の自分にとって嬉しい誤算だった。ありきたりのことかもしれないが、ホント、何事もやってみなければ、本当のところはよくわからないとつくづく思う今日この頃だ。
いかがでしたでしょうか。今日は雨だったので休まざるを得なかったのですが、明日晴れたらまた朝に歩きます!
私は普段からほどほどに運動をするよう心がけています。だから、逆に続いているのかもしれませんね。
私の会社の先輩が最近、毎朝ラジオ体操に挑戦し始めました。中高生の時バリバリの体育会系でテニスの強化選手だったそうですが、成人してからのウン十年間、それこそ最近までほとんど習慣として運動はしてこなかったそうです。しかし、今は一生懸命過ぎるくらいに取り組んでいます。その人が言うには「たかがラジオ体操で躓いてどうすんの!」と自分を鼓舞して取り組んでいるそうです。しかし、先日運動中に足を痛めたそうです。それからしばらくラジオ体操を休んでるみたいです(>_<)
元アスリートだった人はどうしても頑張らないと気が済まないのでしょうか(^^;)
このブログをご覧の方も適度な運動を!…余計なお世話ですが( ^^)
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