【お正月飾り】~いつ飾る?準備から処分の方法まで~
クリスマスも過ぎ、いよいよ次はお正月の準備ですね!
先日、しめ飾りと鏡餅を購入しました。
まだ、飾ってはいません。
いつもは結構しっかりとした作りの鏡餅を購入しているのですが、来年は子年でかわいらしいディズニーツムツムの鏡餅を見つけたのでこちらにしちゃいました🐭
いつ飾るのがベスト?
しめ飾りや鏡餅などの飾りは、28日までに行うようにするそうです。
29日というのは「二重苦」、31日は「一夜飾り」と言って前もって準備の出来ない葬儀を連想させるといったことからよろしくありません。
日本では、8は末広がりを意味する数字で28日に飾るのが最適とのこと。
大安の日を選んで飾る地域もあるらしいのですが、今年は31日が大安となっているためやはり28日がいいのではないでしょうか。
また、餅つきも「苦」を連想させることから9のつく日につくのは避けるべきと言われています。
色々な正月飾り
正月飾りにはいろいろなものがありますね。
- 鏡餅・・・・・年神様への供え物であり依り代。三種の神器のうちの八咫鏡をかたどったもの。勾玉を橙、剣を串柿とする。
- しめ飾り・・・厄や禍を祓う結界を意味する。
- 門松・・・・・年神様を家に迎い入れるための依り代。松は神様が宿るとされている常盤木の中でも「祀る」という縁起のよい樹木とされている。
鏡餅は、飾ったあと「鏡開き」をして食べます。
「鏡開き」は、1月11日または20日です。
鏡=円満、開く=末広がりを意味し、刃物は切腹を意味するため切るときは刃物ではなく小槌などで分けていただきましょう。
処分の仕方
しめ飾りや門松などは、松の内が過ぎたら処分します。
関東では1月7日、関西では1月15日となっているようですね。
一般的には、神社に持っていき「どんと焼き」によって無料で処分してもらいます。
自分で処分する場合は、細かくして塩で清め、新聞などの紙に包んで燃えるゴミの日にに出します。
個々のご家庭の環境や、地域、宗教などでも違いがあると思いますが、ごく一般に言い伝えられていることをご紹介しました。
わたしも、祖母と生活していたころはきちんと飾り付けをして、処分も「どんと焼き」によって処分するなどしていましたが、今では簡単に済ませるようになってしまいました。
きっと、祖母がツムツムの鏡餅を見たら驚くかもしれません(^^;)
古来のものが失われてくのは少々寂しいかもしれませんね・・・。
最後に
今日は、お正月飾りについてのお話を少しお届けしました。
私自身は神道を信仰しているわけではありませんが、なんというか、自分を創造してくださった目に見えない存在への感謝と畏怖の念といった気持ちを込めて、ささやかですが「型」として丁寧に行っています。
今年の28日はお天気に恵まれそうなので、28日に気持ちを込めてお飾りをしたいと思います。
スペシャルサンクス
参考:鏡餅・注連縄・門松 各フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まいにち暦生活 ~日本の暮らしを楽しむ365のコツ~
あらためて、忘れかけてた日本の季節を感じることができる本です。
あっという間、もうすぐお正月ですね!年を重ねる度に師走の時間が早く感じられます。
小さい頃は元旦から3日くらいまではお店も休みのところが多く、わりと静かなお正月だったのを覚えています。
最近では、コンビニなども元旦に休業する店舗も出てくるなど変化してきているようですね。これからは思い切って、少しゆっくりと、必要最小限の営業で元日くらいはお正月気分を味わうのもいいのではないかなー・・・と思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆さん、また次のお話で(^^)/