【国内バイリンガル!?】~方言のおもしろさについてちょっと考えてみた話~
なにげなくTwitterにおじゃましていたら、茨城の方言についてのつぶやきを発見!
茨城は関東だし、そんなに方言なんてないのでは?・・・
しかも、わたしは関東と東北どちらでも暮らしたことがあるし、きっと解読できるはず「楽勝じゃない?」って思ってました!
でも、甘かった!
そのつぶやきがコレです⇩
トレンド、茨城の方言
— ヒロ@マイペースにギターとボイトレの日々(笑) (@amethyst_hiro) 2020年1月4日
東北・関東、両方と結び付く(地域により違いがある)。
しかしこれは草 pic.twitter.com/vYwHuuebcH
みなさんこんにちは、ボコです。
すっかりお正月モードになっちゃって、ブログも元日に投稿したっきり。
ご無沙汰してしまいまして、脳トレでもやりながら徐々にペースを戻していきたいと思ってます♪
今日は、「方言」についてのお話をひとつまみです。
目次
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【方言は進化?退化?】
みなさん、先ほどのヒロさんのTwitterにある茨城の方言、どのくらい理解できましたか?
わたしは、半分もわかりませんでした(>_<)
しかし、日本という国も小さな国なのに様々な言葉がありますよね。
わたしは東北での生活が長いのですが、青森県に至っては同じ東北でもまったく別の国言葉でした。
青森県在住のおばあちゃんが、「青森の人は、寒いから言葉をあまり発しない(短い)」と言っていたのをテレビで見たことがあります。
確かにゆっくりとは話していられない寒さなのかもしれない・・・。
生きていく知恵なのかな? それとも、むしろムダが削られてそのまま残ったのか?
などと考えていたら、進化なのか退化なのか? 卵が先か、にわとりが先か・・・みたいになってしまいました(@_@)
【言葉の壁】
言葉というのは本当に大事なものでそれこそサバイバル!
生き残りにかかわる場合もあります。
わたしは海外には行ったことがありませんが、小さい頃に関東から東北に転校した経験があります。
そこで最初にぶつかったのは言葉の壁!
標準語を話すわたしの言葉を聞いて、開口一番「気取ってんじゃねーど」と言われてしまいました(^^;)
そしてもちろん、周囲の人たちの話す言葉も理解できません。
「このままでは何も話せなくなってしまう・・・。なんとか方言を覚えなくちゃ!」と思っておばあちゃんの言葉をお手本にして必死に方言を覚えました。
- きぴちょ・・・・・・急須
- ほいぢょ・・・・・・包丁
- はすり・・・・・・・台所の流し
- よごみ・・・・・・・生ごみ
- なげる・・・・・・・捨てる
- わっぱが・・・・・・さっさと、早く
- でろ・・・・・・・・泥
- ねっぱす・・・・・・くっつける、貼る
- たがぐ・・・・・・・持ち上げる、下にあるものを持つ
- こえー・・・・・・・疲れた
- いずい・・・・・・・なんかヘン、しっくりこない
- いったりかったり・・自分の都合で、勝手な時に
- ちょす・・・・・・・いじる
- ちょどす・・・・・・おとなしくする
- めんこい・・・・・・かわいい
- あぺとぺ・・・・・・ちんぷんかんぷん、訳がわからない
などなど、まだまだたくさんの方言があります。
どうですか?みなさん「あぺとぺ」になりませんでしたか?(笑)
「あぺとぺ」に至ってはフランス語みたいと言われたことがあります(*^^*)♪
でも、おばあちゃんをお手本にしたのは少々間違いでした・・・。
「ほいぢょ」だの、「きぴちょ」だのせっかく覚えた方言でしたが、子供たちの会話では使われなかったため、近所のおばあちゃん達がお茶をしに家に集まってきた時くらいしか活躍しませんでした(笑)。
こうして、微に入り細に入り方言を習得したことで無事に学校生活に馴染むことができ、さらには周囲の大人よりも方言に詳しくなってしまい、結果として関東から移住してきたとは思えないほどの東北人となりました。
【家での会話】
デコさんも東北出身なので、未だに家では東北弁での会話になります。
以前記事にもしましたが、わたしたちはあらゆるものに「さん・ちゃん・くん・さま」をつけて呼ぶことが多く、さらに語尾にも「さん・ちょ」などが追加される凸凹語での会話も加わります。
そして、仕事では標準語を使用。(本人たちは標準と思ってますが、あきらかにイントネーションは違う・・・?)
地味に国内トリリンガルだったのではないか!?(むりやり感)と思います。
わたし達のヘンな凸凹語はこちら⇩
【関西弁へのあこがれ】
社会人になって大阪出身の人と仕事をする機会があり、漫才ブームも重なって軽快なリズムで話す関西弁にすごい憧れを持ちました(*^^*)
(家では独学の関西弁も飛び交う♪ チャウチャウ犬が2人🐶 笑)
カラオケでも、大阪とかの歌って素敵なのが多い気がする・・・。
- 大坂で生まれた女
- 悲しい色やね
- やっぱ好きやねん
- ええねん
などなど・・・・。
どれも、方言が活かされてる感じがする!
というか、大阪弁だからこそ歌が生きる!
レゲエでも、2001年に三木道山さんがリリースした「Lifetime Respect」が大ヒットしました!これも、関西弁だからこそ生きてる歌のように思えます♪
なつかしい~♪
この歌を東北弁や標準語で歌っても、あまりピンとこないような気がします。
そう考えると、東北弁の歌ってあまり思い浮かばない・・・と思ったのですが、ありました!
吉幾三さんも新方言ラップ「TUGARU」を昨年の9月にリリースしてました!🎶
吉さん、楽しんでますね!
今思うと「俺ら東京さ行くだ」が発売されたのは35年前。
わたしは当時まだうら若き乙女の頃で、おもしろいおじさんがデビューしたなーと思っておもしろがってマネしてました(笑)。
言葉と一緒にその土地の思い出や雰囲気が今の自分に刻まれています。
これから先もまだ知らないお国言葉に出逢えるかもしれません。
今日は、方言についてひとつまみお届けしました。
標準語も東北弁も関西弁も、わたしを楽しませてくれるコミュニケーションツールのひとつです。
人と同じ、言葉も大切にしたいと思います。
ネコさんの世界にも、方言があるのかにゃぁ~♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆さん、また次のお話で(^^)/
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