でこぼこよみもの

人生、山ばかりでも谷ばかりでもなく…という、とある夫婦の話

「失恋ショコラティエ」よりも「香水」よりも胸が「痛いよ」…男の子の失恋模様

 

こんにちは、ボコです。 

『失恋ショコラティエ』って見たことありますか?

私は恋愛ドラマはほとんど見ないのですが、昨日フジテレビで再放送されていた失恋ショコラティエの最終回をちょっとだけ目にしました。

 

嵐の松本潤くんが石原さとみさんとお別れする時に、最後に「元気でね」って言うところのシーン。

このシーンがキッカケで、気づいたら「スゥーーー」って頭の中に入り込んでいて、むかし恋人と別れる時にどんな言葉を使ったのかを思い出していました。

 

今日は、ほとんど恋愛ドラマを見ない人が失恋についてお話しています。あまり興味のない方は是非またのお越しをお待ちしております<(_ _)>

 

 

失恋ショコラティエ 

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私、別れる時に「元気でね」って言ったことあったかな…? 

 

だってこのドラマの別れのセリフ、「さよなら」でも「バイバイ」でもないんだよ?

 

もう四半世紀以上も前の記憶を呼び起こす能力が、今の私には全然追いついていないのだけど、でも、おそらく私はフラれた時もフッた時も「さよなら」とは言ってなかったと思う。

 

決して軽くはないし真剣だったけど、たぶん「じゃぁね」しか言えてなかったかもしれません。

 

 

小学校の時の帰りの挨拶は、元気よく「さようなら」って間違いなく言えてたのに…。

 

大人になってからのお別れの挨拶では、適当な言葉がみつからなくて、「さよなら」って言ったらもう一生会えないかも…、でももう会わないんだよね…、でももしかして…とか自問自答してる。

「終わりだよ」って、「決めたよ」って、「さあ言うよ」って誓ったのに、まだそこに繋がっていたいような、なんとも歯切れの悪い優柔不断なカッコ悪い自分がいます。

 

私はそのカッコ悪い気持ちの現れで「じゃぁね」って言葉になっちゃったのかも…。

 

でも、失恋ショコラティエの「元気でね」はもう少し決意が伝わるよね。

「もう連絡することはないよ…」、「もう会わないよ…」みたいなね。

爽太くんとサエコさんの今までの色々を思い返したら、そりゃぁ揺れるよね…。

 

 

 

 

香水

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『ドルチェ&ガッバーナ』

私は知らなかったんだけどドルチェ&ガッバーナっていう香水があるみたいで、その香水が歌詞に出てくる歌がヒットしてますね。

瑛人っていうシンガーソングライターの『香水』っていう歌。

 

「ドルチェ&ガッバーナ」っていう響きにつられて調べて聴いてみたら、一発で「あー、美容院とかカフェで聴いたことあるやつ!」って覚えてたくらい私は好きなメロディの曲でした。

 

いつも音楽を聴く時は大抵メロディから刺激を受けるので、歌詞はあとから読むことがほとんど。そこで香水の歌詞を読んでみたんだけど、だいたい失恋っていうのは男も女も”めめしい”よね。

 

別に君を求めてないけど

横にいられると思い出す

君のドルチェ&ガッバーナの

その香水のせいだよ

 

別に君をまた好きになるくらい君は素敵な人だよ

でもまた同じことの繰り返しって

僕がフラれるんだ

瑛人『香水』より歌詞の一部引用

 

きっと、ドルチェ&ガッバーナの香水の香りで昔の思い出に引きずりこまれちゃうのでしょうね。

 「僕がフラれるんだ…」なんて、結局フラれちゃうって自分の中で結論出してるのに・・・揺れちゃうんだね。

 

声と香りってどっちが強く思い出として残るのかな。

案外、香りの方がリアルに残って、、、揺れちゃうのかもね。 

  

  

 

 

 

痛いよ

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この流れで男性のシンガーソングライターが歌う失恋ソングで思い出したのがコレ。

清 竜人っていうシンガーソングライターの『痛いよ』っていう歌。

 

その時たまたまバイトしていた某レンタルショップで、USENで毎日流れてるのを聴いていて、というよりも聴かされていて…という表現に近いくらい頻繁に流れていて、そうして毎日聴いているうちに、めずらしく歌詞もすんなり入ってきました。

 

きみが使う ことばひとつで

ぼくはいつも 胸が痛いよ

きみが作る しぐさひとつで

ぼくはいつも 胸が痛いよ

 

やさしい嘘をついてまでも

喜ばせるよりもさ

 

本当のことを言ってくれよ

そして ぼくを悲しませて

清 竜人『痛いよ』より歌詞の一部引用

 

このブリッジの部分で、バイト中に夢中でCDのジャケ交換しながらいつのまにかひとりで泣いてた。(裏方仕事だったからセーフだけど、接客だったらアウトだよね)

 

メロディーと歌詞がピッタリ重なって、心に刺さる時って本当にヤバい…。

 

この「悲しませて」のところ。

きっと自分の気持ちも持て余してしまうくらい、やっぱり自分の方からは決着つけられない。

 

いっそ、悲しませてほしいくらいに、お願いだからこれ以上ないくらい決定的に悲しませて、カタをつけさせてほしい。

 

そのくらい、きっと苦しいんだよね。

 

 

切ないね。

失恋って闘うよね。

男も女も、、、揺れちゃうよね。

 

この曲の最後に「君にとって、これが愛と言えるのか教えてくれよ」みたいな歌詞があるんだけど、そこも印象的だった。

 

本当に、”胸が痛いよ”ね。

こんなのが愛だと思うと、つらいよね。

次に恋する気持ちだって、、、揺れちゃうよね。 

 

 

 

むすび

昨日、久しぶりに胃に不快感を感じて具合が悪くて、痛いとも違う、熱く感じるのだけど胸やけとも違うような気がしてうまく説明できずにいました。

結局原因が湿布薬の副作用だとわかってスッキリしたのですが、この不快感をどう説明しようか考えていたら感覚が蘇ってきました。

むかし、まだ若い頃の盲目の恋愛が終わって次の日の朝に目が醒めると、もう何年もの月日が経ってしまったんじゃないかと思うくらいの、いつもと違う寝不足の朝です。朝なのにまるで白昼夢から醒めたの時の胃もたれのように感じた違和感、不快感だったのを思い出しました。若いころ会社に行きたくなくて、何度も車で会社の前を通り過ぎようと思っていた時期の胃の状態にもとてもよく似てる・・・。

 

痛みの感覚って、ずっと心に残ってるんですね。

もう、絶対にそんな思いしたくないって思います。

 

あらためて今回の『失恋ショコラティエ』『香水』『痛いよ』を辿って、”めめしい”けど、男も女も、フル側もフラれる側も、内心はすごく揺れてて闘ってる。そんな風に思ったら、なんだかすごくちっぽけかもしれないけど、滑稽かもしれないけど、そんな人間が愛おしく感じてしまいました。

 

真剣に恋愛をして、どうしても終わらせられないでいる時に、「やさしい嘘をついてまで喜ばせる」のか、揺れる痛みを終わらせるために思い切って真実の言葉の”介錯”が必要なのか・・・・・。

なんか大げさだけど、でも、蛇の生殺しみたいなことは辛すぎるから、せめて最後くらいは楽にしてあげないと…。

 

どちらが優しさなのでしょうね。

どちらが愛なのでしょうね。

 

きっとその時の愛の痛みで何かが変わるかもしれないですよね。

 

今日は、なんだか最後の見出しに「終わりに」とか「最後に」とかって使いたくなくなっちゃったです。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

今日の記事でご紹介した曲を是非聴いてみませんか?

【『香水』瑛人】


香水 / 瑛人 (Official Music Video)

 

 

【『痛いよ』清 竜人】  


清 竜人 - 痛いよ

 

 

おもしろいラブストーリーできました♪ 

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