深夜のドライブに心地よいジャズはいかが?【初めての方でも超楽しめるジャズの名盤3つ】
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John Coltrane My Favorite things
ジャズファンならおそらく耳タコであろう一枚、私もコアなジャズファンになる前から今に至るまで聴き倒した一枚です。未だにたまに無性に聴きたくなる時があります。タイトル曲は映画「Sound of music」からの一曲で今(2020年2月1日)もJR東海の「そうだ 京都、行こう。」のキャンペーンソングでTVCMでもお馴染みです。
数あるコルトレーンの名演の中でも個人的には白眉の出来ではないかと思います。ジョン・コルトレーンはジャズの歴史の中でも巨人の一人でロック界ならジョン・レノン、ヒップ・ホップ界ならエミネムやドクタードレに相当するであろう人物です。
もともとはジャズの帝王マイルスデイビスのバンドにも在籍し腕を磨いてきましたが、その頃はあまり評価されず、自分のリーダー作の「Blue Train」が出たころからメキメキと頭角を現してきました。他のコルトレーンのアルバムと比べるアルバムジャケットがなんとも冴えない感じですが、ピアノのマッコイ・タイナー、ドラムのエルヴィン・ジョーンズとともに火花を散らしながら繰り広げられる、鬼気迫る名演は夜のドライブをきっと盛り上げてくれるでしょう。
Bill Evans Waltz For Debby
これはジャズファンならずとも耳タコアルバムかもしれません。一聴するとクラシックのような感じもしますが、このスイング感はまさにジャズ。美空ひばりにしか興味がない母親も「不思議な音楽だな~」とうっとり耳を傾けていたのを今でも覚えています。
ビル・エバンスは前述のマイルスデイビスの片腕とも言われたピアニストでもあり、マイルスの「Kind of blue」など名演が多数あります。ここでは割愛しますが、ビル・エバンスもジャズを変えた人物の一人で他にも必聴盤はあります。
私も得も言われぬこのアルバムの魅力に今もハマりっぱなしです(ベースのスコット・ラファロも素晴らしい!)。これも事あるごとに自然に聴きたくなる一枚です。ドライブには少しゆったりしているようにも思われますが、ゆったりとした音の流れの中に確かに感じる心地いいビート感!落ち着いた気持ちでドライブしたい方にまさにピッタリな一枚です。
Horace Silver Song For My Father
おまけ
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遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、たゆみない 宇宙の営みを告げています。
深夜0時からのFMの深夜番組ジェットストリームのアルバムです。
このセットではあの城達也さんの素晴らしいナレーションと極上のイージーリスニングの名曲の数々が流れます。今の当番組もいいですが、やはり往年のファンには忘れられない声ですよね。ドライブの疲れも一気に吹き飛んで夢の世界にまっしぐらです(^^)
今日は深夜のドライブにぴったりなジャズの名盤を3枚ご紹介しました。
これらを聴いて素敵なドライブを楽しまれることを心から願います。
では、次回までごきげんよう(^_^)/