でこぼこよみもの

人生、山ばかりでも谷ばかりでもなく…という、とある夫婦の話

【もぐら塚】~知ってるようで知らなかったモグラの話あれこれ~

でこぼこ夫婦の家の前に、めずらしいお客様がいらっしゃいましたよ!

 

ここ最近、家の前にボコッボコッとなにやら土の盛り上がりが・・・。

お掃除の人が埋めてくださるのですが、次の日の朝にまたボコッ(^^;

お客様は、なかなかの職人のようです!

 

今日は、知ってたようで知らなかった不思議な生き物「モグラ」についてひとつまみです。

 

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目次

 

  「モグラ塚」がいくつも  ∩ ∩ ∩ \(◎o◎)/! 

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この写真は家の前に現れた「モグラ塚」です。

一番右側のが新しい「モグラ塚」で、他のは埋め立てられた「モグラ塚」です(^^;

 

地中で暮らしているモグラは、新しい巣穴を作ったり、自分たちが作ったトンネルの修復をしたりするときに地上に土の盛り上がりが出来ます。

この盛り上がりを「モグラ塚」と呼ぶそうです。

 

この「モグラ塚」は、地上から見てモグラの存在を確認できるサインになるというわけですね!

 

 

 

モグラの生態 

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みなさんは、生きてるモグラを実際に見たことはありますか?

わたしはすでに死んでしまっているモグラしか見たことがありません。

ずっと「モグラは太陽の光を見ると死んでしまう」と思っていました(/ω\)

 

 

日本では、北海道を除いた全国に生息しているらしいのですが、その多くは地下にトンネルを掘って生活しているため、あまり私たちの目に触れることがないのかもしれませんね。

さすがにモグラも海底は渡ることができず、北海道には生息していないということですね。

モグラは泳げるらしいのですが、北海道まではさすがに超遠泳になりますもんね(>_<)

 

 

モグラは、むかし地上で生活していた時期もあったようですが、エサの取り合いに敗れたモグラがだんだん地下に潜って生活するようになったようです。

 

 

土の中での生活には利点が!

  • モグラの好きなミミズや昆虫の幼虫がたくさんいる。
  • 温度や湿度も一年中あまり変わらない
  • イタチ、キツネ、ネコ、フクロウなどの敵がいない 
  • 自分のトンネルの中に貯蔵庫を作りエサを貯めることで餓死を防いでいる
  • 唾液に麻痺させる成分が含まれていて、獲物を仮死状態にすることができる

 

あんな小さなモグラが穴を掘っていく作業は、かなり大変なことのようですが地中で多くのエサを得て生活していくには必要なことなのですね。

 

 

地中で生活するのに適した体

  • 前足がシャベルのようになっていて外側をむいているため、土を掻き分けるのに適している(平泳ぎで前に進むイメージ)
  • ほとんどが地中での生活のため、目は光を感じる程度。うすい膜がかぶさっていて土が目に入る心配はない
  • 地中の移動でじゃまになるため耳たぶはない
  • 体毛は皮膚から垂直に生えていてビロード状。(トンネル内で前後自由に動きやすい)
  • においとヒゲで餌をさがしている

 

モグラは、生きていくために多くのエネルギーが必要で1日に自分の体重の半分くらいのエサを必要とする大食いようです。

そして、胃の中が12時間以上空っぽになってしまうと餓死してしまうのだそう。

 

わたしが唯一見た死んでしまっていたモグラは、太陽の光を浴びて死んでしまったのではなく、きっと餓死してしまったのですね(ToT)

 

 

なんか・・・。

人間と同じで、よく考えるとモグラもサバイバルですよね(>_<)!

 

 

 

もぐらサバイバル!生き残り戦略は考える力? 

以前、何かで目にしたのですが「森林で生活しているモグラと草原のような開けた場所で生活しているモグラとではちょっと生き残りに差が出てくる」という話を読んだことがあります。

森林では、木がたくさんあるため自分たちの通る道は限られてしまう。

草原では、障害物があまりないため自分たちで考えて穴を掘り進めなければならない。

 

この、考えて穴を掘るという考える力が生きていく上での適応能力というか順応性の違いになって表れるということでしょうか・・・。

 

人間でも同じことが言えるなぁと少々考えてしまいました。

 

私事で恐縮ですが、実際にわたし自身も地方の田舎から都会に移り住んできて(周囲の人は都会ではないと言いますが(^^;)、自分の適応能力・順応性のなさにずいぶん落ち込んだ時期がありました。

 

その都度その都度穴を掘り、かなり掘削作業に時間がかかりましたが、なんとか自分の出来ること、自分で挑戦してみたいことに辿り着き現在に至ります。

 

そう考えると、今までモグラのように頑張ってきたな(*^^*)・・・と思います!

 

よく生き延びた!!

いや、これからが大変!?

 

まぁ、やれることをやれる範囲で楽しみを見出しながらいくだけです(*^^*)

 

 

 

もぐらネタあれこれ

モグラの素朴なギモン

ふだん地中にいるモグラは、地震の時はどうなっているのでしょうか?

まずは地震の約1ヵ月前~4、5日前に、地震前に発生する電磁波や水位の変化、音や匂いなどの複合的な物理化学現象を五感を使い「危険を察知」することで、モグラやネズミ、リス、カラスなどの小動物に異常が現われるそうです。

 

そして、モグラの巣は地下20cmくらいのところにあるようなので、実際の地震の時は人間とほぼ同じくらいの揺れを感じているみたいですね。

 

 

モグラのおもちゃ

 

モグラで真っ先に思い出したのは、もぐら叩きゲームです! 

2018年にリニューアルされているということは、現在も販売されていたのですね。

夢中になってピコピコ叩いていた記憶がよみがえります!

ゲームセンターで遊ぶと、さらにスカッとした感じがするのは私だけでしょうか・・・?

 

 

NHK Eテレで放送されている番組に出てくるキャラクター。

山里亮太さん(南海キャンディーズ)とYOUさんが、モグラのぬいぐるみに扮して訳ありゲストの話を深堀りするトークバラエティーで、ゲストもブタのぬいぐるみで出演するためか”ぶっちゃけ”トークが展開されます!

来たる2020年1月1日 水曜00:10~4:15に、あけまして、ねほりんぱほりん放送予定!

 

 


モグラの本
  

 

 

 モグラについてもっと詳しくなれそうな1冊ですね。

今回、わたしもこうして記事を書いてみて「もぐらはすごい」と思ってしまいました! 

 

 

もぐらにお困りの方へ

 

 

 

今日の記事の参考資料:【地震前兆百科】どの動物が地震に敏感か~小動物たちはいち早く反応する - 探求三昧 - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也の地震予知・防災・スピリチュアルなど探求Web/ブログ

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イラスト:いらすとや

 

 

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今日は自慢のシャベルで日々トンネル掘削を行う「モグラ」についてひとつまみお届けしました。

小さな体で頑張っているモグラくん!

モグラも人間もサバイバルですねー!!  

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは皆さん、ごきげんよう!また次のお話で(^^)/